こんにちは。
今回は、ペーパークイリングで急須の作り方をご紹介します。
ペーパークイリング???
まだまだ聞きなれない方も多いと思いますが、18世紀頃ヨーロッパの貴族の間に広まったクラフトです。
細長く切ったペーパーを先の割れた道具を使って巻き、接着剤をつけてパーツをひとつひとつ作り組み合わせて作るので、ちょっと根気が入りますが、楽しく作っていきましょう。
それでは、一緒に急須を作ってみましょう!!
◆用意するもの
①クイリングペーパー(3ミリ×390ミリ) ・本体 6本 ・注ぎ口 1/2本 ・ふた 2本 ・つまみ 1/8本 ・取手 35ミリ
②クイリングスロットまたはクイリングバー
③接着剤(速乾性がおすすめ)
④シリコンのおかずカップ(糊受け)
⑤ピック(糊つけ用)
⑥はさみ
⑦ステレオモールド
※ペーパークイリングの基本パーツ参照
1.本体の下半分を作ります
ペーパーを3本つなぎ、基本パーツ[ 17 ]グレープロールで丸くしてから、底を平らにします
形を整えたら、内側を糊で固定します
2.本体の上半分を作ります
ペーパーを3本つなぎ、急須の口部分を直径約1センチくらいあくように、輪を作りその輪に沿って巻き、下半分と同じ大きさになるようにペーパーをカットし糊付けし、少しぷっくりさせ、形を整えたら内側を糊で固定します
3.注ぎ口を作ります
基本パーツ[ 1 ]タイトサークルを作り、先の細いものを使って、注ぎ口の形になるようにゆっくり押し上げ、形を整えたら内側を糊で固定します
4.ふたを作ります
ペーパーを2本つなぎ、基本パーツ[ 1 ]タイトサークルを作り、裏面全体に糊を薄くつけ固定します
5.つまみを作ります
基本パーツ[ 1 ]タイトサークルを作ります
6.本体の上下を合わせて糊付けし、つなぎ目を隠すようにペーパーを一周巻き糊付けします
7.本体に注ぎ口を糊付けします
8.ふたが落ちないように、口の内側へ4、5ヶ所糊のかたまりを作ります
(固まった糊のところで、ふたが止まるようにします)
9.ふたにつまみを糊付けします
10.取手を糊付けしたら、急須の出来上がり
お茶にしましょ!!
いかがでしたか?小さな急須が出来ましたか?
ぷっくりさせるパーツが多いですが、特に注ぎ口を作るのが難しかったのではないでしょうか?パーツが小さいので、爪楊枝などを使って押し上げていくといい感じにできますよ。曲げるときはペーパーが外れてしまわないように、注意しながらゆっくり曲げましょう。
ふたの取り外しもできるので、ふたが落ちないように、必ず糊で引っかかりを作ることを忘れないようにしましょう。
また、糊がしっかり乾ききるまでふたははめないでくださいね。外れなくなりますからね。
ペーパークイリングの講師資格取得への道のり
ペーパークイリングを折角習うなら、資格取得を目指したい!という方も多いと思います。そこで今現在、どこで講師資格が取れるのか調べてみました。
まずは、
『一般社団法人 全日本ギフト用品協会』が主催する『ペーパークイリスト資格認定講習会・認定試験』です。
初級、上級、インストラクターの資格認定を行なっています。
対象者は、ペーパークイリスト資格取得を希望される方(初心者歓迎)
各コースとも、2日以上の講習が必要で、コース毎に費用も様々です。
そして
『ボタニカル クイリング ジャパン』が主催する講座です。
こちらでは、認定教室または通信講座での、資格取得が可能です。
こちらで資格取得を目指す場合は、受験資格が設けられており
・18歳以上の日本国内居住者で、クイリングアドバンスコースを3年以内に修了した方
・eメールでの連絡が可能な方
とあります。
日本国内でペーパークイリングーの資格試験の実施をしているところも限られてきますが、自分にあった方法でチャレンジされることをおすすめします。
ペーパークイリングの急須の作り方のまとめ
今回は、ペーパークイリングで急須の作り方をご紹介しました。
今では、様々なおしゃれな形のティーポットがありますが、あえて昔ながらの急須の形で作ってみました。
この急須の作り方の応用で、色々なデザインのティーポットが作れますよ。
湯呑みやカップも作って、ママゴトもできるし、お盆を作って飾ってもいいですね。